私が、在宅ワークを
はじめた理由。
「もし離婚したら、子どもと私はどうやって暮らすんだろう」
最初にあったのは、夢よりも不安でした。
夫との関係が微妙になっても、収入がないことが怖かった。
夫との関係が少しずつうまくいかなくなって、離婚を考えることが増えました。
でも、考えれば考えるほど出てくるのは、お金の不安。子どもとの生活を、私ひとりで守れるのか。離婚したい気持ちがあっても、収入のことを考えると動けませんでした。
選びたいのに、選べない。それがいちばん苦しかったです。
いろいろ試して、失敗して、夫に言えない借金もできました。
このままじゃダメだと思って、副業や内職をいろいろ試しました。スクールや情報商材も買いました。
詐欺とまでは言わない。でも、今振り返ると、あまり質がいいとは言えないものもありました。結果が出ないままお金だけが減って、夫には言えない借金までできていました。
家計を助けたくて始めたはずなのに、余計に言えないことが増えていく。夜になると、スマホで「在宅ワーク」「主婦 副業」を何度も検索していました。
立派な志があったわけじゃない。最初は、ほんとうにそれくらいでした。
そこで一念発起して、Webデザインを始めました。実は、Webデザインには過去に一度失敗しています。
それでもまた選んだのは、在宅でできそうだったから。それに、人に仕事を聞かれたとき「アフィリエイターです」と答えるより「Webデザイナーです」と言うほうが、ちょっと見栄えがいいかな、くらいの気持ちでした。
すごい夢があったわけでも、才能に自信があったわけでもありません。
パソコンを買って、最初は操作するだけでもやっと。わからない言葉をひとつずつ調べて、課題をひとつずつクリアしました。
子どもが寝たあとも、うまくできなくて泣きたくなる日も、とにかく少しずつ続けました。
「私にも稼げる」が、少しずつ現実になりました。
目の前の仕事をひとつずつ頑張っていたら、いつの間にか私の収入は夫の収入をあっさり超えていました。
自分でもびっくりしました。特別な人だけができると思っていた「自分の力で稼ぐこと」が、私にもできた。
そんなとき、夫から心ない一言を言われました。
前なら、離婚したあとの生活が怖くて我慢していたと思います。でも、そのときはもう違いました。
私は、自分で暮らしていける。だから離婚しました。
今は、子どもと一緒に暮らしています。
在宅で働いているから、子どもの宿題を見てあげることもできます。近くにいるぶん、ちょっとうるさいババアになっているかもしれません。
仕事も子育ても、もちろん毎日きれいにはいきません。それでも、自分の時間の使い方も、これからの暮らしも、自分で決められる。
独立して自分で稼げることは、ただ収入が増えるということではありませんでした。
私にとっては、人生の主体性を取り戻すことでした。
Webデザインを始めて、本当によかった。
あのとき不安の中で動いた私に、今なら「大丈夫だったよ」と言えます。やっと、自分の人生が戻ってきました。
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